スケールの違いはあるけれど

彫るイメージ

おかしな話ですが、はんこで思い出すのは昔予防接種がはんこのような器具でなされていたという事です。
「ああ、そうだった」と思われた方は年齢層がだいたい40歳代から上の方と見た!

はんこと版画、同じ彫物作品なのに扱いが大きくちがいます。
版画については、絵画作品と同じように芸術の分野に仕分けられますし、大作はたびたび脚光を浴びています。
確かに自分には到底できそうもない、あの細かく掘り進める作業を思いうかべると、その労力だけでも値打ち物だと思います。

でも、細かさなら、はんこも太鼓判を押すことができます。
はんこを作る職人さんの仕事を見たことがありますか?
近頃は量販店や雑貨屋、なんと百円均一店にまではんこ売り場がありますから、なかなか個人のはんこ屋さんに足を運ぶ機会も少ないとは思いますが、あの小さな円や四角の木片をずれないように止めておく器具があり、それに木片をはさんで細かい彫刻等でコリコリと彫っていくのです。
あの直径一ミリほどの円の中に数個の感じを彫っていくのです。

細かいだけの競争なら米粒に字を書いたり、絵を描いたりする人もいますが、彫ると言う作業は全く別物だという気がします。
すでに知られているように書の作品は「雅号印」がかかせませんが、これは主に篆刻家と呼ばれている人がつくるのですが、はんこ屋さんが工夫して仕上げた実印も雅号印も共に、石や象牙や木などに文字を削ったものには違いなく、雅号印(篆刻)が芸術とみなされるなら、はんこも同じ扱いで良いのではないかと思います。

ただ、篆刻は輪郭などにわざと書けなどをつくり変形させ、表情を付けていますが、はんこと版画はそういう面では同質であり、スケールの違いはあるけれど、版画と同じく芸術作品であることには間違いがないと思います。

これからははんこもより芸術作品としてのはんこに成長していくのではないかと思う次第なのです。

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